約 2,054,949 件
https://w.atwiki.jp/swars/pages/82.html
746 名前:変態教師 1[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 01 46 33 ID ??? 「変態教師」 目の前の人一倍小柄な少年が、私の事をそう罵った。 私達以外誰もいない体育館内。その倉庫の中で、私は自分でも驚く程の胸の高鳴りを感じながら、荒く呼吸を繰り返し、彼の姿をこの目に焼き付ける。 「っホント、何考えてんだか……。アンタこれ犯罪なんだよ?冗談じゃ済まされない事してんだよ?」 わかってんの?と吐き捨てる様に呟いた彼の唇に目を奪われる。 全体的に浅黒い肌を持つ少年の、薄い唇の部分だけは他と違い、血の通った薄い紅色をしている。それと、自分のが重なる妄想を、今まで何度夢見てきた事か。 視線を下に移動させていけば、その細い首に小粒な汗の玉が浮いているのが見えた。口では挑発的な事を言いながらも、やはり緊張しているのか、少し肩が震えている気がする。……いや、緊張のせいだけでは無いか。 「アンタがこれから何をするつもりかは知らないけどさぁ……まともに服くらいは着させてよ、今何月だと思ってんの?」 どの部分も細く、しなやかな、大人になる前のどこか儚さを感じさせる少年の肢体は、大人の男の目の前で、ほぼ裸にされていた。 つい数時間前までは纏っていた下着や制服も取り払われ、その辺で散らかっている。 「…ハァ……ハァ……ハァ……」 私の熱を含んだ息は吐き出す度に空気中で白く濁り、そのまま消えてしまう。 いや、そんな事に気を取られている場合じゃない。 今、目の前にいる彼の姿。 私に脱がされ、素肌に直に私が着ていたジャージの上着だけを肩から羽織っている彼。 彼が今まで身に付けていたものは、白のハイソックスと上履き以外、何も着ちゃいない。ジャージに覆われていない、真ん中の開いた部分から薄い胸板に、肉付きの少ないお腹が覗いている。 それらには夏の名残がまだ残っているのか、若干顔や足とは肌の色に違いが見て取れた。 倉庫内にあったパイプ椅子の上に座らされている彼の後ろにまわされた両腕は、重ねられ上から細い縄で縛られている。 それをパイプ椅子の柄の部分に固定され、少年が窮屈そうに体を捩らせる度に、ぎちぎちと音を立てた。 747 名前:変態教師 2[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 01 51 14 ID ??? 「アンタ、仮にも学校の先生でしょ?……分かんない?やっていい事わるい事」 「……………」 「生徒捕まえて裸に剥いて縛り付けるなんてさ…教師のやる事じゃないよ、ね?」 「……………」 「…ここで離してくれたら、この事黙っといてあげるからさ…解放してよ、先生」 「……………」 「…っ聞いてんの?人の話……」 彼の左の眉がぴくりと跳ね上げた。 訝しげに私を見る彼の中に、強い不安と恐怖が私の手によってじわりじわりと広がっているのだと思うと、尚更興奮する。 埃くさいコンクリートの灰色の室内に、滅多に開かれる事の無い小窓から、オレンジ色に染まった光が注がれている。 そこから微かに見える学校の校舎には、教員以外に人の姿はない。 期末テスト期間中のこの時期。生徒達は、皆既に下校している。 では何故彼がここにいるのか。 何故使う事の無い体育館にいるのか。 簡単だ、私が呼び出した。 …………「キングカズマ」当てにメールを送信して。 「…じゃあ一つ答えてよ?…キングカズマの秘密って何?」 「………………」 「秘密をバラされたくなければ体育館裏に来いって、…何の冗談かと思ったよ」 「………………」 「そしたらホントに冗談みたいな目に合うんだもん……。ねぇ先生、なんとか言って…」 ……あぁもう勘弁してよ、と漏らしながら、頭痛にでも耐えるかの様に眉間に皺を寄せ、その瞳を閉じる。何も返さない私に諦めた様子で、背もたれに上半身を預け、ぎっ、と金属のパイプの軋んだ音と共に少年が灰色の天井を仰いだ。 彼にとってこの空間は異質で不気味なだけでしかないだろう。逃げる手段を奪われ、他人に裸を晒しているこの状況。 抗う事も出来ない非力な自分を晒している。 ………屈辱でしか、ないんだろう。 私にとっては、とても魅力的な空間なんだが。 「秘密はね…これから作るんだよ」 ボソリ、と私は呟いた。 その言葉に彼が再び顔をこちらに向ける。 748 名前:変態教師 3[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 01 55 41 ID ??? 「…はぁ?これから……?」 「そうだよ……池沢……」 意味分かんないんだけど、と呟く彼。 興奮に染まっている自分の鼻息を抑えながら、私は椅子に縛られている彼に近づいていく。 私の行動に気付きっびく、と体を震わせ、私の顔を不安げに見上げる彼の姿に、私の中の加虐心がくすぐられる。 「例えば……君の様な気の強い男の子が、気持ち悪い変態にレイプされた、なんて人には絶対に言えないよね……?」 「………………っ!!」 「君は誰かに泣きつくなんて事もしないはずだ。自分自身だけの力で危機に抗おうとする精神を君は持っている。美しい…実に」 「……馬っ鹿じゃない……」 「そんな君の、体を思う存分堪能出来るなんて……、泣き叫んで許しを乞う姿を拝めるなんて………夢みたいだよ」 「誰が!!誰がアンタみたいな変態にっ…」 「…あぁ……池沢…」 「近寄るなッッ!!」 嫌悪感を隠す事なく、私を目の前にして全身を震わす彼が、いとおしい。 敵である私を鋭く睨み付けるその姿は、まるで戦いに身を置く彼の分身を思わせた。 彼の前で跪ずき、蹴りを喰らわそうと振り上げられたその足をがっしりと掴む。 そして、彼の太ももの日焼けしていない部分にべろり、と舌を這わせた。 「…っ!!」 その滑った感触に堪える様に彼が短く息を飲む。 彼のひんやりとした柔肌の味はとても美味しい。寒さに震えるその足を温める様にはぁ、とゆっくり湿った熱い息を吐く。 「…っ離せ…変態っ…」 くすぐったいのか、体をくねらせ、私の愛撫から逃れようとする。 「……アンタみたいな人間が教師だって?世の中、本当狂ってるよ…っ」 寒さだけではない。 悔しさと、恥ずかしさで。 彼の言葉は、震えていた。 続く
https://w.atwiki.jp/swars/pages/17.html
99 名前:70[sage] 投稿日:2009/08/14(金) 19 05 22 ID x9OtmoGB 栄おばあちゃんのお葬式が終わった、次の日。 お母さんがたはご飯を作り、男連中は葬式の片付けをしていた。 子供達は了平と佳主馬が一緒に野球をしている。 健二は野球か片付けかどちらでも良いと、言われたが自分から片付けを手伝わせて、と言った。 送られて来た花を片付ける健二。 しかしその量の多さに体はすでにヘトヘトだった。 つい、縁側に座ってしまった。 「よう健二。大丈夫か?」 「あ、将太兄ぃ。まあ、なんとか・・・。」 「じゃあサボってんじゃねえよ。さ、動いた、動いた。」 勘弁してくれよ。 とか思いながらも、なんとか立ち上がる。 と、そこで携帯が鳴った。 表示される名前を見る。 佐久間だ。 ラッキー。 ありがとう、佐久間! 将太兄ぃに、電話だと教え、また縁側に座る健二。 昨日、夏希先輩にキスされてから、将太兄ぃはどこか、健二に優しくない。 怒ってんのが見え見えだ。 そして電話に出る健二。 101 名前:70[sage] 投稿日:2009/08/14(金) 19 27 00 ID x9OtmoGB 「何?佐久間。」 「よう。モテモテ数学オリンピック代表(なりそこね)。」 「うるさい。なんの用だよ。」 「愚痴りたくてさ。こっちは大変だよ。アバター盗られた奴が、どうやったら戻ってくんのかって、相談殺到。お前の婚約者さんが全部取り戻してくれたってのに・・・。」 「こ、婚約者って!」 「実際そんなもんだろ?で、どうなんだ?もうヤったのか?」 こいつ!いきなり何を!! 「んなこと出来るか!親戚さんがいっぱい居るのに!」 「そんなこと言ってたら、何時までたっても童貞のまんまだぞ。キスしたんだから、次まで行っちゃえよ。」 「キスって言ったって、頬っぺたにチュッってやられただけだし・・・。」 「じゃあ、次はちゃんとキスだな。」 「だから無理だって!!」 その時だった。 「何が?」 「夏希先輩!?」 104 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/08/14(金) 19 43 50 ID x9OtmoGB 「お?夏希先輩、そこに居んのか?そりゃすまん。邪魔したわ。んじゃ。」 「ちょっ!待て!佐久間!!」 プツッ。ツーツー。 切りやがった。 後ろからやってきた夏希先輩。 健二の隣に座る。 ち、ちかい・・・。 「電話。佐久間君だったんだ?何話してたの?」 「いえ。何も・・・。」 近寄ってくる夏希に、逃げるように体の向きを変える健二。 「本当に?結構声大きかったよ。」 マジかよ。我ながら不覚・・・。 「まあ、何でも無いんなら別に良いけど・・・。それでさ、暇ならちょっと手伝ってくれない?」 「あ、別に良いですけど。」 「そっ?じゃあ、一緒に来て。」 がしかし将太兄ぃがめざとく聞きつけやってきた。 「俺も手伝うぜ!夏希!」 「あー。ゴメンね。将太兄ぃ。募集人員、一人なんだ!」 105 名前:70[sage] 投稿日:2009/08/14(金) 20 29 14 ID x9OtmoGB 遅くてすいません。 ↓本編 夏希先輩に連れてこられた場所。 そこは母屋から離れた倉のような場所だった。 手伝って欲しいこととは倉の中の物を取って欲しかったらしい。 高くて取れないらしい。 背伸びをしてなんとか取れないらし取る。 取ったものを先輩に渡す。 すると先輩はちょっと目を伏せ、申し訳無さそうに呟いた。 「ゴメンね。こんな事、手伝わせちゃって・・・。」 いきなりどうしたんだ? 「何、言ってんですか!全然大丈夫ですよ!」 「そう?元はと言えばあたしが健二君をバイトに誘っちゃったばっかりに・・・。」 「本当にどうしたんですか?楽しいですよ、ここの生活は。親戚の方達も皆楽しくて良い人ばっかりだし・・・。」 「本当に?迷惑じゃない?」 「はい。全然迷惑じゃありません。さっきからそう言ってるじゃないですか~」 夏希先輩の顔はすでに泣きそうだ。 106 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/08/14(金) 21 49 57 ID x9OtmoGB 「あの、先輩。本当にどうしたんですか?泣きそうですよ。」 夏希先輩が顔を上げて健二の目を見つめる。 その余りの可愛さに健二の下半身は見事に反応した。 「健二君・・・。私の事・・・・。好き?」 その時、健二の鼻から真っ赤な液体が噴水のように飛び出る。 慌てて鼻を抑える健二。 夏希先輩もビックリして、思わず駆け寄り鼻を抑える。 「何でそんな事聞くんですか?」 持っていたティッシュを鼻に積み込みながら聞く。 ピタッと夏希先輩の動きが止まる。 何かを考えているようだ。 しばらく黙っていた。 そしてゆっくりと喋り出した。 「私ね・・・。」 107 名前:70[sage] 投稿日:2009/08/14(金) 22 44 17 ID x9OtmoGB 話し始める夏希先輩を見つめる健二。 「私、いろんな人から告白されるの。同級生、先輩、後輩、本当に色んな人から・・・。でね、たまに付き合ってみるんだけど、皆、私の家族の話を聞くと別れちゃうの・・・。」 ゴクッと唾を飲み込む健二。 「特におばあちゃんの話になると皆怖がるように逃げてく。だからね、私、おばあちゃんをそういう人達に会わせてみたかったの。本当はとっても優しいおばあちゃんなんだって。」 言葉を探すように喋る夏希先輩。 そんな先輩を健二はただただ見つめることしかできなかった。 「そしたらおばあちゃんの調子が悪いっていうから、つい彼氏を連れてくって言っちゃって・・・。それで健二君をここに連れてきて・・・。健二君はとっても良くしてくれた。親戚の皆の事も認めてくれた。私の事も大好きって言ってくれた。」 昨日頬っぺたにキスされた事を、思い出しまた鼻血が出て来そうになった。 109 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/08/14(金) 23 48 13 ID /WVRTbJG 書き手の文章を消費してるだけの身で注文をつけるのは心苦しいのだが 最後まで書いてから載せてくれ。これでは生殺しだ 110 名前:70[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 00 27 26 ID FkVie8J7 「でもね、それが逆に健二君に迷惑かけてんじゃないかな?って・・・。気を使ってくれてるんじゃないかな?って・・・・。」 しんみりとした倉の中。 なんて声をかけていいかわからない。 こういう時、己の恋愛経験無し=年齢を呪う。 「あの、先輩・・・。」 「だから!迷惑だったら言って!帰りたかったら帰っても良いんだよ?」 「先輩・・・・。」 「私なんか好きじゃないよね?昨日、大好きって言ってくれたのは、皆に無理矢理言わされたからだよね?もう!私ったら!」 「先輩!!!」 無理矢理肩を掴んで、こっちを振り向かせる。 「なんか勘違いしてるみたいですんで言います。僕があのバイトを受けたのは先輩だったからです!学校一のマドンナって言われてる先輩と旅行してみたかったからです!」 もはや嫌われても良い。 「最初はいきなり恋人役なんて面倒くさいと思いました。たくさんの人と話すのは慣れてなかったし、それに嫌でした。」 「でも親戚の皆さんと話してて、親戚の皆さんと食卓を囲んで、栄おばあさんとも花札をして、佳主馬君たちとOZを救って、こんなに人と接することが、家族とのふれあいが楽しいんだって。」 「それを分からしてくれたのは、先輩です。先輩が僕を変えてくれたんです。」 一気に喋ったので一呼吸置く。 ティッシュが取れて鼻血がたれているのが分かるが、そんなこと気にしない。 とにかく健二はこの想いを伝えたかった。 「僕は、先輩が、いえ、夏希さんが好きです。大好きです。」 今ならいける。 健二は夏希に顔を近づけ、そして、 キスをした。
https://w.atwiki.jp/swars/pages/48.html
595 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 06 17 12 ID jqYxS54L2010年秋、物理部にて 健二「んん!先輩!・・・あうっ出る!・・・・・」 夏希「出して!健二くんのちょうだい!!あああっっっ!!!・・・・・うふう・・・・・んんん・・・・」 健二「夏希先輩・・・・・」 夏希「やだ!抜いちゃやだ!!・・・健二くんのいじわる・・・・そのままで、もう少しそのままで・・・・・・」 健二「す、すいません、でも先輩・・・」 夏希「ああん・・・健二くんのすごく元気・・・私の中で・・・硬いまんまだよ・・・・」 健二「先輩、声大きすぎます。この部屋壁薄いから」 夏希「平気よ。手は打ってあるから。んふう・・・今日の健二くん、今までのエッチで1番すごいかも・・・・」 健二「手って?」 夏希「ドアの向こうで、佐久間くんに見張りを頼んであるの」 健二「へ?!」 菓子パン食ってる佐久間「とっとと終われよバカップル共!バイトの休憩時間終わるじゃねーか!怒られんのはチーフの俺だぞ!!」 夏希「佐久間くん、何か言ったー?」 佐久間「んっがっんっぐっ!!!・・・・喉に詰まっ!!・・・・dねじゅにlんrn!!!!!!」 もう、誰も夏希先輩を止められないw
https://w.atwiki.jp/swars/pages/32.html
187 名前:かず受け続き 1[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 02 48 25 ID ??? ………押し潰されるかと思った。 抱き締められたまま思いっ切りのしかかられ、そのまま地面に倒れ込み、男と地面の間に挟まれる。 背中に変態デブの全体重が掛かり、胸が圧迫され息が出来ない。 「………ッ苦しっ…!!」 たまらず呻く僕の声なんか気にもせず、男が僕を逃がさない様にと更に重くのし掛かる。「しゃ、写真で見た通りだ、細いね、可愛いね…」 「………は、はなれっ…」 じたばたともがく僕を汗ばんだ腕でぎゅう、と更に抱き締めてきた。触れる部分がぬるぬるしてて、不快で不快で仕方がない。 「ふぅ、ふぅっ、ふぅっ」 荒い鼻息が僕の耳をくすぐる。その度に背中がこそばゆくて、思わず身をよじる。 「………ひっ!」 べろり、といきなり首筋のあたりを舐め上げられる。濡れた生暖かな感触と湿った吐息が気持ち悪くて、耐える様に瞳を閉じた。 ……………怖いよ。 何をされるのか、分からない。まさか、抵抗したら…殺される? 「…は、はぁっはぁっ」 大人しくなった僕に気を良くしたのか。男が、すりすりと勃起した股関の膨らみを僕の尻に擦り付けてくる。 「………っ」 声を出さない様に、ギュッと口を結ぶ。唇に力を入れすぎて、微かに震えているのが自分でも分かった。 188 名前:かず受け続き 2[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 02 50 39 ID ??? 「あぁ…柔らかい、柔らかい…」 吐息混じりに囁かれた。口臭が臭くて堪らず、出来るだけ顔を背けるけど、そうしたら更に顔を寄せられた。 瞼を微かに開き、ちら、と男の顔を覗けば、情欲に飢え、興奮のあまり血走った目と視線が合う。 「な、泣いてるの?ひひ、そうだよねぇ怖いよねぇ。大丈夫だよぉ優しくするから」 …………殺すぞ。心の底からそう思った。 嬉しそうに口角を上げた男の口から、銀の糸が引いてるのを見た。思わず顔が歪む。 すれば、僕の胸に下敷きになっていた手がまた意思を持った様に這い回る。 「ぺったんこだぁ、すべすべしてるぅ」 「………っ!」 張り詰めたテントを更に僕の体に強く擦り付け、男は興奮の色を強くしていく。 羞恥と屈辱。それは僕の顔全体に熱を持たせ、じわりと涙を滲ませた。 「はぁ、はぁ、はぁ…」 胸をまさぐる手が段々エスカレートしていく。ただ胸の感触を楽しんでいたかと思えば、急に両方の手の二本の指で、僕の乳首をきゅっと強く摘まみあげた。 「…っぁ!」 結んでいた唇がつい離れて、声を漏らしてしまった。 男が僕の頭の上で、ニタァと笑った気がした。 189 名前:かず受け続き 3[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 02 52 46 ID ??? 「カズマ君の乳首が、ぴんって固くなってるよぉ……」 調子に乗った男の指が、僕の乳首を摘まんだまま、ぴんっと強く引っ張る。 「くぅっ!!」 痛すぎる刺激にまた声を漏らす。駄目だ、喜ばせちゃ駄目だ。悔し涙がまた頬を伝い、砂まみれの地面を滲ませる。 右左と交互に乳首を引っ張って刺激を与えてくる。時たま指を擦り、コリコリと弾力を楽しんでいる。 「…………っ!」 ぎゅうっと口を紡ぎ、喘ぐのを耐える。 息が苦しい。酸素が足りない。 ボンヤリとしそうな思考を、胸に与えられる刺激で醒まさせる。 「可愛いなぁ……はむっ」 「うぁっ…!」 男に、耳全体を口に含まれた。そのまま、ねちゃねちゃと音を立てながら舌でなぶられる。含まれる口の中が熱い。 「んちゅ…ちゅぷ、んむ」 「……っ、………ふ……」 既に瞑った目を必死に閉じる。 …これが夢ならいい。 まるで現実じみてない。 ……こんな事、馬鹿げてるよ。 「ぷぅ、ごちそうさま。さて次は…えへ、可愛いお尻……」 「!!」 すぽっ、とまさぐっていた両手を僕のタンクトップから抜き出し、擦り付けていた腰を浮かす。 僕のハーフパンツを下着ごと。するっ、とずらした。 「……な…」 何する気、と問いかけるよりも早く。 ベルトをカチャカチャと外す音が聞こえた。 チャックをジィ…ッと下ろす音。 「………やだ」 震える声で呟く。そんな願いなんて、聞き入られるワケ無いって、分かってたけど。 「大丈夫だよぉ、カズマ君」 男が半身を起こす。自由になった上半身を少しだけ捻り、男の方を見た。 「…………っや、だ…」 ニタニタ笑みを浮かべている男の、反り立った赤黒い陰茎が、ヨダレを足らしていた。 190 名前:かず受け続き 4[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 02 55 57 ID ??? 首を力無く振れば、相手は尚更嬉しそうに目を細める。 「大丈夫大丈夫。カズマ君を傷付ける事はしないよ」 僕は優しいからね。そう付け加えた男に殺意が沸く。 「っ!」 肩をぐ、と右手で押さえ付けられた。 何事か、なんて理解する間もなく。 「っひぁ!?」 「柔らかいなぁ…」 今度は左手で、尻を捕まれ、なで回される。ねっとりとした撫で方に、反射的に腰が逃げる。 すると、掴まれた尻が横に広げられ、割れ目を露出された。 「ちょ、何す………っ!」 ぬるっ。 「うぁっ!」 「おふぅ…」 腰をぶるりと震わせた。お尻の割れ目に、男の陰茎を埋めさせられている。伝わってきたその熱と、固さ。 「…………は………」 背中の辺りがゾクリとした。男は腰を上下にゆっくり振り、ヌチャ、ヌチャと下半身から音を立てていく。 「っや…ぁ……」 「…どうしよぉ、ビンビンになっちゃって…」 僕は腕を重ね合わせ、その上に頭を伏せる。「お尻、気持ち、いい、お尻っ」 「っく、う、んっ……」 男は両手を尻に重ね、一心不乱に揉みしだく。 「ん…、っ畜生……」 涙がまた、ぽろっと零れた。…悔しくて。恥ずかしくて。 こんな奴に、プライドをズタズタにされている。 腰を振り続けながら、掴んだ尻を寄せて更に陰茎を刺激している。 汚い熱いモノ。 僕が昨日、嫌悪していたモノ。 「…っう!!」 ふと、擦られているお尻だけじゃなくて。 もう一部分、熱を持った場所があるのに気付いた。 「………まさか」 男は無我夢中で腰を振っている。 猫みたいにお尻を突きだしている僕。 「………ウソ、だ」 僕も、この変態に刺激されて。 …ちんこ、勃てちゃってる。 191 名前:かず受け続き 5[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 02 57 41 ID ??? やだ、やだ、やだ……… 頭の中で連呼している否定の言葉が、なんだか溶けていってるみたい。 初めて与えられる刺激が、気持ち良くって。「………違っ……!」 嫌だよ、こんな事、するの。 嫌だよこんな気持ち悪いヤツ。 こんな奴に、触られたくなんかない! こんな事、僕がされていい事じゃない!! 必死に頭の中の理性をかき集める。 だけど。 僕、男の人にヤラシイ事されてる。 その現実が、凄く卑猥で。やらしくて。 「あぁ、出るッ!カズマ君、カズマ君!!」 男の上擦った声が聞こえた。はっとなり、振り返る。 ビュクッ、ピュルッ。 男自身の小さな口から、白い液体が噴射された。 それは少しだけ弧を描いて。 僕の体を少しだけ白く、汚した。 「………………」 ぶるると男が体全体を震わす。尻の窪みに白く線を結んだ肉棒が、少し固さを失いながらもピクピクと動いている。 …………タンクトップが汚れた。汚い。 「はーっ、はーっ……」 荒い息継ぎを繰り返す男を見て、思う。 なんだ、コイツ。 自分だけ満足して終わりやがった。 僕を汚したくせに、犯せてない。 …………雑魚じゃん。 「ねぇ」 僕に声を掛けられ、ビクッと肩を跳ねさす小太り。 「は、はい」 視線をゆらゆらと宙に逃がしながら、口をだらしなく開いてる。 「終わったんなら……どいてくんない?」 「は、はい」 いそいそと僕から後退る小太り。その動き方がキモいオタクそのもので、尚更ムカつく。「………満足した?」 僕も上半身を起こし、キモオタと向き合う。「は、はい」 「……………………」 あっそう。…ふーん。 なんだこれ。さっきまでの変質者はどこに消えた。まさかこれもラブマシーンの影響? ………まさかね。 192 名前:かず受け続き 6[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 03 00 16 ID ??? 「………僕に変なサイト紹介してくれたの、お兄さん?」 「へっ?あ、いや?」 しどろもどろな態度にますます腹立つ。さっきまでの勢いはどうした。 「…………はぁ。」 なんか一気に疲れた。拍子抜けした、と言った方がいいのかもしれない。 …別にあのサイトみたいな事を期待してたワケじゃないけど。…それよりも。 「…………あの、カズマ君?」 「…………何?」 呆然としているキモオタの目の前で。 自らの腕をタンクトップの中へと這わす。 そして、目の前の男に弄られていた乳首を、ちょんと指で刺激してみる。 「………ん、まだ、ちょっと痛い」 少し引っ張ってみたり、潰してみたり。 こんなことして、楽しいんだ。 「………あ、えっと」 明らかに動揺しているオタク。 どうやら僕が予想に反した行動を取っているため、驚いているらしい。 なんだ、雑魚じゃん。 現実の世界でも、OZの世界でも。 「………ねぇ、お兄さん」 「はい……?」 タンクトップの裾を、肩からズラす。 「お兄さん、僕の事、好き?」 「………え?」 そのまま裾部分をズラし、腕を引っ込める。「どれくらい好き?」 反対も同じ様にして、タンクトップを下にずり下ろす。 「いっぱい、好き?」 胸には、弄られて固くなってる乳首が、ぴんと立っていた。 ごくり、と男の喉がなる。 「…ならさ、お兄さん、勝負しようよ」 「しょ、勝負?」 「………お兄さん、僕の事イカせてみてよ」 下らない書き込みなんか、二度と書き込めなくなるように。 少年を抱きたい?下らないただの妄想に酔ってる奴なんか敵じゃない。 自信喪失させてやる。 王である僕に、…誰も逆らえなくしてやる。 「…出来るものなら、ね」 …別に、期待してるワケじゃない。 パソコン閉じて体動かすのも、大切だからね。 おしまい
https://w.atwiki.jp/swars/pages/92.html
400 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/20(日) 05 24 28 ID ??? 「だから、いらないって」 「そんなぁ・・・」 一向に進展しない状況に、健二は嘆息した ラブマシーンにフルボッコにされた翌日。あまりにも興奮しすぎたせいか 熱に当てられ、体の調子を崩し、カズマきゅんは夏風邪をひいてしまっていた 聖美としては、付きっきりで看病したいのが心情だろうが しかし、 ――風邪をもらわないよう離れていなさい 陣内家の長である栄の言は絶対だった もちろん、妊婦である聖美と、これから生まれる胎児を想っての判断だ 401 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/20(日) 05 27 39 ID ??? ――風邪ぐらいでなんだい。心配いらないよ この屋根の下には家族、皆がついてるからね 重みと暖かみのある、栄の声。聖美は、今は居間にいた 恐らく、主婦三人組にこれからの アドバイスをもらっているところだろう ――家族、皆が―― 402 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/20(日) 05 29 49 ID ??? とは言え、陣内家の各人は諸般の用事で忙しく かつ、健二は暇だった だから、 自分がカズマきゅんの看病を頼まれたのは順当だと思ったし 陣内家に恩返しができるなら、と快く健二は承諾したのだった しかし、―― 「ほら。飲まないと、熱下がらないよ?」 「分かってるけど・・・。苦いのは、嫌い」 「皆、佳主馬くんに早く治ってもらいたいって」 「・・・」 403 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/20(日) 05 33 07 ID ??? 薬を飲むように言うと、カズマきゅんはぷいっとそっぽを向いてしまう それでも薬を口元に近付けると 臥したまま器用に小さな頭を左右に振って、反発される 先程から、もう何どもこんな応酬を重ねていた どうやら、カズマきゅん、大の薬嫌いのようだ・・・ 404 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/20(日) 05 35 49 ID ??? 「・・・粉末状のやつは特にムリなんだ」 「まあ、ボクも気持ちは分かるけどさ・・・」 言いながら、カズマきゅんが首を振ったことによって ずり落ちた濡れタオルを彼の額に戻す。熱っぽい顔が妙に官能的だなと思ったが すぐに不謹慎だと打ち消した ――これじゃあ、埒があかない 健二は畳の上に目をやった。氷水を汲んだ桶やタオルなど 薬箱も含めて、看病する一式の用具は持ってきている 405 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/20(日) 05 38 05 ID ??? 「健二さん、せめて固形のタイプない? あれなら何とか飲めそうなんだけど」 「うん、探してみるよ」 体温計によれば、カズマきゅんの体温は微熱を若干上回っている 苦しげに自分を見上げるこの少年を、少しでも楽にして上げたかった カズマきゅんも、粉薬や水薬のような口内に味が残るものが苦手なだけで 直ぐにでも回復したい筈だ 何より、ラブマシーンのことがある―― 406 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/20(日) 05 40 58 ID ??? 健二は万作に持たされた薬箱の中を物色し始める と、案外それはすぐに発見できた が、しかし、確かに固形なのだけれど、でも 「佳主馬くん、これ・・・」 「な、なっ・・・!?」 気怠げだったカズマきゅんの目が一瞬で大きく見開かれ 次の瞬間には、カズマきゅんの顔は茹で上がるほど蒸気していた その視線の先には 健二の手には まごうことなき、――座薬があった
https://w.atwiki.jp/swars/pages/99.html
827 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 1[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 01 01 ID 6S35NYzz「午後から健二君の家に行ってもいい?」 ある冬の日曜日、午前中は自宅で勉強していた夏希だったが、急に健二の顔を見たくなった。 いいですよ、との快い返事。今日は家に一人なんで、手持ち無沙汰だったんです、とのこと。 「今日は私の受験勉強と、”健二君の苦手科目克服の会”を開きまーす!」 電話の向こうで、そんな…というため息が聞こえたが、夏希はそんなことにはお構いなしだ。 「じゃあ午後の二時にお邪魔するね。」 電話を切ると、早速着ていく服選びを始めた。 健二は自宅の最寄り駅まで夏希を迎えに来ていた。 健二くーん、と手を振る夏希。 えらいえいらい、こっちが何も言わないのにちゃんと迎えに来てくれたね、と笑顔を向ける。 歩いて十分ほどで健二の自宅に到着した。 健二は玄関のドアを開け、どうぞ、と夏希を促す。 夏希が健二の家に来るのは今日で何度目だろう。 それにしてもいつも整理整頓の行き届いた部屋だな、と彼女は部屋を見回した。 勉強机にパソコン、書棚は数学の本でびっしりと埋め尽くされていた。 書棚を見ながら”へんな”本はないのかな、とつい悪戯心が湧き起こってしまう。 高校生の男の子なんだから…と思うのだが、彼女を部屋へ招く時にそんな失態は さすがに演じないだろう。だがきっとそれはハードディスクに収められているに違いない。828 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 2[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 02 32 ID 6S35NYzzリビングにテーブルを用意すると、二人は向かい合って勉強の準備を始めた。 「いつも健二君は数学ばっかだよね。だから今日は…」 そう言って夏希は現代文の教材を健二の前に差し出す。 学校と塾の教材、そして市販の過去問が彼の前にうず高く積み上げられる。 「私は数学をじっくりとやるから、健二君はこれをやってね。」 「ええ~?すごいボリュームですよ!それにこれ、三年生の範囲じゃないですか?」 泣き言を言う彼を脇目に 「それ全部コピーだから心配しなくてもいいよ。それに国語をきちんと勉強すれば、行間が 読めるようになるからね。行間を読める男の子ってかっこいいけどな~?」 夏希にそう言われると健二は渋々問題に取り組み始めた。829 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 3[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 05 12 ID 6S35NYzz五十分経ち、一時間が過ぎ、一時間半が経とうとしていた。 二人は互いに無言で勉強を続ける。時計の秒針とシャープペンを 走らせる音しか聞こえない。 一息入れようかな、と思ってふと向かいにいる健二の顔を見た。 集中力を研ぎ澄ませた真剣そのものの表情。 どきりとした。 いつもの優しい、少し情けない表情とはうって変わった男性の表情。 夏希は彼のこの表情が好きなのだ。 彼女は問題を解く手を止め、微笑みながら健二を見つめていた。 「ねぇ…」 夏希は彼の手に自分の手をそっと添える。 「ちょっと休憩しよっか?」 「ああ、こんなに時間が経ったんだ…先輩、お茶入れますね! えっと、甘いもの好きでしたよね…」 そう言って健二はお茶の準備を始めた。 手伝う?と聞くと、いえいいです、との返事。 「じゃあお言葉に甘えて。」 しばらくして健二は飲み物と菓子類を持って来た。 彼と付き合いだしてから知ったことだが、彼はコーヒーや紅茶の淹れ方が 上手い。特にコーヒー豆にこだわりがあるらしく、デートでコーヒー店 めぐりをしたこともあった。 「数学を解くとき、コーヒーは欠かせないんです。あっ、でも今日は 現代文ですけど。カフェインと糖分で頭がしゃんとするんですよ。 でも飲みすぎるとかえって興奮しちゃいますけど…」 夏希は紅茶を飲みながら彼の話に耳を傾ける。 屈託のない笑顔で話す彼を、今、独占しているのは自分なのだ。 普段はおとなしい彼だが、自分の得意なことを話す時は本当に楽しそうな顔をする。 そんな健二を見ていると、ふと悪戯心が芽生えた。830 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 4[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 07 34 ID 6S35NYzz「健二君、そういえば私関西の大学に行こうかなって思ってるんだ。」 えっ、と健二はやや動揺した表情を見せる。 「あっちの大学でどうしても行きたい学部があるの。で、調べたらなんか キャンパスもいい感じでさ~。あっ、それに剣道の全国大会で知り合った 友達も近くにいるしね!関西に行ったら私関西弁になっちゃうかも? 久しぶりに健二君に会ったら”もうかりまっか?”ってね~。」 別に本当に関西の大学に進学するつもりはなかった。夏希の行きたい大学は 関東圏だ。 恋人が離れてしまうかもしれないという状況に置き、彼の気持ちを確かめたくなったのだ。 「夏希先輩がそう選んだのなら僕は……止めません…」 今度は夏希が、えっ、という表情をした。 なんでなんで、止めないの、と困惑の表情を見せる。 正直言ってがっかりだ。いくら不器用な彼でも、いや彼なりにもっと 引き止める姿勢を見せて欲しいと思う。 「いいの?私関西に行くかも知れないよ?ねぇ、本当に…」 「どこに行くかが問題じゃないんです。ただ、夏希先輩の人生…… すいません、なんかおおげさですけど…それが台無しになることのほうが 辛いんです。だから先輩、先輩は自分の行きたい方向へ進んでください。 関西に行っても僕は先輩に会いに行きます。デートができるようにバイトも がんばります!先輩といつも繋がる努力をします!」831 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 5[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 10 30 ID 6S35NYzz健二の必死さに夏希は圧倒されてしまう。 ちょっとした悪戯が彼をここまで本気にさせてしまうなんて… と夏希は嬉しさと罪悪感で一杯になった。 「健二君、ゴメン。関西に行くっていうのは嘘…心配させてごめんね。 健二君の気持ち嬉しかった。」 健二は呆然として目をしばたいている。そして半泣きになって言った。 「ひどいですよ先輩!本当に不安になりました!」 「ごめんごめん。本当にごめん。」 夏希が手を合わせて懸命に謝ると、健二も渋々納得してくれたようだった。 しばらくおしゃべりを続けていたが、やがて二人は勉強に戻った。 そろそろ勉強の切り上げ時かな、と夏希は時計を見る。 時刻は午後6時前。冬の日の入りは早い。すでに夜の帳が下りていた。 「健二君、そろそろやめよっか?」 休憩の後、今度は歴史の問題をあてがわれていた健二は、問題との格闘から 顔を上げた。 そうですね、と健二。 それから二人はテーブルの上を片付け始めた。 お茶を淹れてもらったんだから食器洗いくらいはしないとね、 と夏希は洗い物を手伝う。 洗い物をしながら、 「今度親戚で集まった時、健二のコーヒーをみんなの前で淹れてもらっていいかな?」 「も、もちろんです!でもいいんですか?僕の淹れるコーヒーでも?」 「大丈夫、大丈夫。私のお勧めなんだから。健二君の淹れるコーヒーって 最高だよ。」 へへへ、と頭に手をやりながら健二は照れ笑いをする。 「そういえば、佳主馬君ってコーヒー飲めましたっけ?」 「うーん、どうかな?コーヒー飲んでるところ見たことないけど… でもきっとあの子なら”………ブラックで”ってかっこつけるかも しれないね。」 夏希が佳主馬の真似をすると、二人は大笑いした。832 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 6[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 12 50 ID 6S35NYzz今日は本当に勉強がはかどったと夏希は思う。 健二とのおしゃべりも楽しかった。 また来てもいい?今度はおばさんにちゃんと挨拶しないとね、 と次の勉強会の約束をする。 健二と勉強するのは本当に楽しい。適度に緊張感が抜けて集中できるからだ。 もちろん、一人で勉強することにもメリットはある。 静かな部屋で勉強をしていると、一時間など瞬く間に過ぎる。 ひたすら勉強に集中する一人の時間。 でも勉強を続けていると、煮詰まる時が必ず出てくる。 そんな時は健二や女友達と携帯で話すことで息抜きをする。 しかし、夏希には他人には言えないリラックスの仕方があった。 机の教材を片付けながら、夏希はそのリラックスの仕方を覚えた時の事を思い出していた。833 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 7[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 14 37 ID 6S35NYzzその日は学校の課題と普段の受験勉強が溜まり、夜中の十二時を過ぎても キリが付かなかった。 なお悪いことに、夏希の苦手な数学の問題が山積みだった。 ここはどうやって解くのかな?もう少しで分かるんだけど… 夏希は頭を抱えていた。 こんな時、健二君が隣で教えてくれたら…健二君…… ふと健二のことを思い浮かべた。彼と話したいと思ったが、さすがに この時間に電話をしたら迷惑かな、と思い携帯に伸びかけた手を引っ込めた。 健二君、健二君…いつしか夏希は女性器を愛撫していた。 雑誌やOZで仕入れた知識はあったが、意図して行うのはその日が初めてだった。 気持ちがいい。 しばらく女性器を愛撫していると、夏希を快感が襲った。 あぁ、はぁ、あぁ、とため息のような喘ぎを繰り返す。 興奮してクリトリスが普段の倍ほどの大きさになり、本来なら彼のペニスを 受け入れるためのバルトリン腺液が出てくる。 健二君、ああ健二君、そばにいて… 健二とのキスや手をつないだ時の温もりを思い浮かべると、より快感が増した。 膣の入り口がぎゅっと締まり、子宮が引きあがるのを感じる。 健二の笑顔、健二の匂い…もう自分がどうにかなりそうだ。 夏希は健二に後ろから抱かれるシーンを想像した。 ―しっかりと彼女を包む腕、その腕に自分の手を重ねる。 夏希…愛してる…耳元でそっとささやかれる。― ああっ、あっ、はぁ、と深いため息のような声が漏れ、夏希は絶頂に達した。 膣と子宮が規則的に収縮し、その痙攣が全身に伝わる。 張り詰めた緊張感が一気に解き放たれた。 激しい快感に身を委ねる。 椅子に座ったまま呆然とした状態で快感の余韻に浸る。 ああ健二君、ありのままの自分を見せられる男性。自分を受け入れ、支えてくれる人。 行為を終えると、さっきまでのイライラが馬鹿らしくなるほどだった。 それ以来夏希は、受験勉強のイライラ緩和にオナニーをするようになった。 無論、男性ほどの頻度ではないが…834 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 8[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 17 07 ID 6S35NYzz夏希は教材の片づけをしながら、自分の”リラックス法”を思い出すと、 顔が赤くなり口元が弛んでしまった。 「どうしたんですか先輩?顔が真っ赤ですよ?」 健二が夏希の顔を覗きこむ。 「ななな、なんでもない。なんでもないって。」 不意に健二に声をかけられ、いつもなら彼がするようなリアクションを 取ってしまった。 そして彼の肩を軽くこずく。健二の顔に大きく疑問符が浮かんだのが見えた。 付き合い始めてからも自分のことを”先輩”と呼ぶ年下の彼。 自分を”夏希”と呼び男性的な行為に及ぶのはまだ先なのかな、 と期待と安心の入り混じった不思議な気持ちになった。 「それじゃ、おじゃまし…」 そう言って靴を履こうとした時のことだった。 「先輩、お話があります。」 健二が緊張した面持ちで後ろから呼び止めた。 ただならぬ雰囲気を感じその場に立ち尽くす夏希の手を取り、健二は 彼女を自分の部屋へ招き入れた。 どうぞ、と夏希を部屋の中央へ促し、正座をして姿勢を正す健二。 夏希も反射的に正座をして姿勢を正す。剣道で身に付けているだけに、 彼女の正座の方が”さま”になっていた。 正座をし、お互いに向き合う。気まずい沈黙が訪れる。 先に口を開いたのは健二の方だった。夏希の目を見つめながら切り出した。835 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 9[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 20 00 ID 6S35NYzz「先輩………大好きです。」 その言葉を聴いた途端、夏希の顔が真っ赤になった。 「も~健二君ったら。そんなことわかってるって………わかって、ます。」 彼から自分のことを”好き”と、はっきり言ってくれたのは 大おばあちゃんのお葬式の時以来だな、と夏希は思った。 それにしても目を見つめながら、こうもはっきりと言われると照れてしまう。 でも付き合っている仲なんだから、もっと頻繁に言ってくれればいいのに… おとなしい彼にそれを求めるのは難しいのかな、と夏希は思った。 「私も健二君のこと大好きだよ。」 夏希も健二の目を見つめながら応える。 「う、嬉しいです、先輩………と、ところで、僕、先輩と、しししし、したいです!」 健二は顔を赤らめ拳をにぎり、目をぎゅっと閉じながら叫んだ。 「え?えぇ~?」 夏希は恥ずかしさと笑いが同時にこみ上げ、両手を口に当てた。 なんてストレートな表現、なんて彼らしい伝え方なの! 「しょうがないな~。」 夏希は足を崩し、顔を健二に近づけた。そして彼からのキスを 待とうとした時だった。 「…違うんです先輩。僕が、その、したいのは、セッ…エッ……セックスです!」 そう言うと健二は夏希の両腕を掴み、彼女を抱き寄せた。 人間、あまりに不意を付かれると声も上げられないということを 身をもって味わった。 ―オナニーの時に思い浮かべていたことが、今本当に起きるなんて。 どうしよう、心の準備が…しまった、もっとかわいい下着にしてくるんだった… それにムダ毛の処理も…シャワーも浴びたいし…歯も磨きたい… ちゃんと避妊してくれるかな…健二君、ちょっと突然すぎるよ…― 夏希の頭の中であらゆることが浮かぶ。 今に押し倒されるんじゃないかとドキドキしていたが、どうも一向にその様子がない。 どうしたの?と聞こうとした矢先のことだった。836 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 10[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 22 20 ID 6S35NYzz夏希を抱きしめる力が緩み、健二は夏希の体を自由にした。 「はあ、はあ…」 何かを堪えている?それとも迷っている?健二の息遣いと拳を 握り締めている様子を見て、夏希は心配げに彼の様子を伺う。 「健二君、どうしたの?」 「先輩……僕は先輩とひとつになりたいです。でも…こんなに強引じゃ 先輩を傷つけてしまう。それに……今、コンドームを持ってません。 避妊もしないでセックスなんてできない… したいです!したいけど……先輩のこと大切に思うから…ううっ。」 そう言って健二は床に突っ伏してしまった。 夏希は健二の両脇を抱えると、健二の顔を自分の胸に埋め、優しく頭を撫でた。 「優しい…健二君は優しいね。」 おとなしいとはいえ、健二だって男性である。 射精欲へ突き進み、夏希を力ずくでねじ伏せることだって出来たはずだ。 だが健二は自分の欲望よりも夏希との絆を選んだ。 今にしてみると、大おばあちゃんは健二の良いところを見抜いていたんだな、 と夏希は思う。 ”必ず、命に代えても幸せにする”。その時はバイトの演技だとばかり思って いたけど、健二の本心だったのだ。 しばらく健二の頭を撫でていると、彼は落ち着きを取り戻したようだった。 「先輩、突然こんなことしてごめんなさい…」 「ううん、いいの。いいよ…」 そう交わすと二人は無言で俯いた。837 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 11[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 24 56 ID 6S35NYzz夏希は思案していた。 ―うーん、気まずいっ…えっと、するんなら今からコンドームを 買いに行けば…ダメダメ。 それじゃ健二君の我慢を台無しにしちゃう。 それとも今日はこのまま帰る?それもダメ。 なんかしこりが残りそう― 逡巡した挙句、以前OZで”興味本位で”見た”手コキ”を健二にしてあげようと思った。 「健二君、その…今日はセックスの代わりに、手でしてあげても……いいよ。」 「え?手?」 夏希は顔を赤らめながら、何かを握って往復運動する仕草を見せた。 「うっ…」 健二の鼻から血が流れ出た。 ちょと大変!と夏希はすぐにティッシュを彼の鼻にあてがう。 健二は今度は仰向けで夏希の膝枕にお世話になった。 「健二君さ~…さっきはあなたからのプッシュだったのに、 私からのプッシュだと鼻血なの?」 「はさけ(情け)ないへ(で)す…」 しょうがないなあ、と夏希は苦笑いをする。 「じゃ、もう少し休んでから、ね?」 緊張したらトイレに行きたくなりました、という健二を夏希は待つ。 それにしても長い。緊張してお腹でも痛くなったのかな、と心配していると、 微かにシャワーの音が聞こえてきた。行為の前にちゃんと洗ってくれてるんだ、 夏希は感心した。 夏希の横にはボックスティッシュとローションが置かれている。 「このローションは佐久間からもらったんです! 僕が自分で買ったんじゃありません!」 と健二は言っていたが、本当のところどうなんだろうと夏希は思う。 暫くすると健二がTシャツとトランクス姿で現れた。 夏希は思わず顔を俯けてしまう。 いや、気を確かにしないと、これからするのはもっと生々しいことなんだから… と自分を奮い起たせる。 どんな体勢でしようか二人で話し合った結果、健二がベッドの端に座り、 夏希がその前にしゃがんでしようということになった。 ベッドが汚れないようにするため、健二は自分の座るところに大き目のタオルを敷いた。838 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 12[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 26 51 ID 6S35NYzz「先輩、それでは…おおお、お願いします。」 健二は意を決したかのようにトランクスを脱ぐ。 はぁっ、と夏希は息を呑む。 ふさふさした陰毛の間から見える、なかなかの一物。 大人(健二は少年と成年の間だが…)の本物の男性器を見るのは何年ぶりだろう? 幼稚園に入る前にお父さんと一緒にお風呂に入った時以来だな、と夏希は思った。 「じゃ、じゃあ、始めます…」 夏希は健二の前で片ひざを付き、手のひらにローションを取る。 半勃ちになっている健二のペニスを優しく握り、ゆっくりとしごき始めると じきにペニスの硬度は増し、いきりたった姿を見せた。 手で摩擦を繰り返すたびにクチュクチュと粘液が音を立てる。 「健二君……どう?」 夏希は健二の顔を見上げながら、恐る恐る尋ねる。 「ぁあ、ふぅ、先輩の手…柔らかくて気持ちいいです。ん?!!」 その答えが返ってくると同時に、ペニスの硬度が更に増したように感じた。 ふと夏希は健二が何かを凝視していることに気づいた。 今まで緊張で気づかなかったのだが、ミニスカートで片ひざを付いているため、 太ももと下着があらわになっている。 「先輩…見えてます…んっ、ふぅ…」 「な、何見てるの!健二君の目線、いやらしい!」 「んんっ、…いやらしいって…あぁ、今僕たち、はぁ… いやらしいことをしてるじゃないです…か?ふぅ…んっ」 健二にそう言われると夏希は可笑しくなった。 「ははっ。そうだね、ごめんごめん。」 笑うことで適度に緊張感がほぐれた。 少し余裕が生まれたおかげか、彼の表情や息遣いに意識を向けることができるようになった。839 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 13[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 28 34 ID 6S35NYzz荒いため息のような息遣い。 快感に身を委ねながらも、それを表にだすまいと必死に堪えているような表情。 けれど夏希が彼の目を優しく見つめると、その我慢も崩れ、無防備なあどけない表情を見せる。 「ふっぅ、あぁ…気持ち…いい……先輩………夏希……夏希っ!」 愛しい男性を自分の手で弄び、快感に身悶えさせているんだと思うと、 夏希の胸は高鳴り、体が火照るのを感じる。 胸の高鳴りは彼女の子宮や膣にも伝わり、女性ホルモンが大量に分泌される。 バルトリン腺液がにじみ出て、彼女の下着を濡らしていく。 「健二君…」 夏希の目が潤みペニスを摩擦するスピードが速くなる。 「夏希っ…夏希……な………ぅあぁ!あぁっ!あぁ、あぁ、はぁ、はぁ……」 射精する直前、健二はそばにあったティッシュを自分のペニスにあてがった。 ペニスの躍動と放出された精液の温かさが夏希の手に伝わる。 健二の射精後、ほんのしばらくペニスの摩擦を続けていたが、 手を休め彼を窺い見る。 絶頂の余韻を味わっているのだろうか、荒い息を整えながら目を閉じてうなだれている。 「ねえ健二君……よかった?」 夏希に問いかけられると、健二はおもむろに顔をあげる。 「あ、はい。すごく、よかった、です…あっ!」 夏希の手がローションと精液まみれになっていることに気づくと、 健二はティッシュで優しく拭った。 「すみません、先輩。こんなに手を汚してしまって。一緒に洗いましょう。」 そんな彼の言動を夏希は微笑ましく思う。840 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 14[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 30 51 ID 6S35NYzz「健二君はやっぱり優しい。ねぇ、ところでさ、さっき”夏希”って 名前で呼んでくれたよね?」 「え?そうですか?そうだっけ?」 健二は照れ笑いをする。 「も~、ごまかさないでよ。ね!もう一回名前で呼んで!」 「じゃあ…なっちゃん!」 夏希は健二の肩を小突く。 「ちょっと、砕けすぎ…なんか健二君のイメージじゃない。」 それでは、と健二は夏希の目をまっすぐ見つめた。 「夏……希…夏希さん。」 「もう一回。」 「夏希さん。」 「よくできました!」 夏希は健二の頭をよしよしする。 「それからね、敬語で話すの止めようよ。これからはもうちょっと砕けた話し方をしてね。」 「はい…うん!」 二人で行為の後処理をし、夏希が帰ろうとすると健二の母が帰ってきた。 こんな時間だから食べていったら、という健二の母の言葉に甘えさせてもらった。 健二は夏希を近くの駅まで見送り、別れ際に”じゃあね、夏希…”と手を振った。 帰途にて、夏希は今日の出来事に思いを巡らせた。 大好きと言ってくれたこと、自分の欲望より夏希が大切だと言ってくれたこと、 それに…気持ちがいいときの表情と声。 すべてが夏希の宝物になりそうだ。 健二とのセックスについても真剣に考えないといけない。 彼からはっきりと求められたのだから、すぐに答えるべきだろうか? いやでも… そういえば…と、健二と付き合い始めた時、直美から貰ったアドバイスを思い出した。 「パートナーの気持ちを繋ぎとめておくには、体を許しすぎないこと。」 そうだ。健二とセックスを重ね、すぐに飽きられてしまう仲にはなりたくない。 時間をかけて絆を深めていきたい、そんな特別な人なんだ、と夏希は思った。 841 名前:健二×夏希(日常+微エロ) 15[sage] 投稿日:2009/09/22(火) 13 33 03 ID 6S35NYzz 十年後… 「おめでとう小磯さん。これであなたたちもお父さんとお母さんですね。」 産科医の言葉に二人は手を繋ぎ見つめ合う。 愛の結晶が確認された瞬間だった。 「夏希、これからは無理をしないで。家事の分担、僕に多く回してよ。」 自宅への帰途、二人はこれからのことを話しながら歩いた。 「いいよ、まだ動けるし。それに健二さんも研究で忙しいでしょ?なんか負担を増やすのは 悪いよ…」 夏希は健二に大切にされているなあと感じる。 「健二さん……これからしばらく、できないね。」 「な、何だよ。こんな日中から!」 突然の振りに健二は慌て、周りに人がいないか確かめる。 はははっ、と夫の慌てぶりを笑う夏希。 「じゃあね、健二さん。手で愛してあげる…」 夏希のその言葉を聞くと、二人で高校生の冬の思い出話を始めた。 終わり
https://w.atwiki.jp/swars/pages/91.html
362 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/19(土) 09 32 12 ID ??? 見れなかった…しょんぼり 悲しみと共にカズマきゅんのおはようコール(のようなもの) …ん、夕方には帰るから。じゃあ。 (ピッ)あ…起こしちゃった?ごめん。 親からメールと携帯に連絡きてて。 いつまでも心配性なんだよね、もうそんな子供じゃないのにさ。 え?…そういう事言うんだ?ふーん…… 帰る …。……。………。ふふっ。 嘘だよ。 子供扱いされるのは好きじゃないけど、お兄さんと簡単に一緒に居れるなら まだそれでいいやって最近思うようになったとこ。 ん。でさ。お尻に何か当たってるんだけど? ッ、腿に擦り付けないでよ、もう…てゆうか昨夜あんなに いっぱいしたのに元気だよね、お兄さん。 はいはい解ったから…ちょっとじっとしてて… …ん…んッ、んむぅ…チュッ、ピチャッ、チュッ… ふっ…(ぺちゃぺちゃ)、はあ、ん、んン…じゅううっ…ン! ん、何…?…へいき、だよっ…大丈夫、って言ってるのに、ちょっ! やだこんなカッコ…あ!あっ、や…あ、あ、だめ、お兄さ… んうぅっ?!そっちは今日はダメだってばぁ… まだちょっと痛いから、ン、あぁ、あっ、あっ、あっ やあっ!広げ、ないでっ…あ、あ、… …ッ!(パクっ)、ん、ふぅ…ちゅっ、ちゅぽっちゅぽっちゅうう… ふはぁ…んっ、んっ、んっ、んっ!ん! んぅっ、は、イイ、イイよっお兄さんっ! ぼく飲むからっ、全部飲んであげるから、このままイって!! ふあっ、ぼ、ぼくも出る、出ちゃうよっ お兄さんもっ、ぼくの、飲んで! あ!あー…ッッ(じゅううっ…カリッ) ビュッびゅるるっ!!ドプッ! ん……(ぴゅく、ぴゅく…) ん…ん…(こくっ…ちゅうっ…ちゅ、ちゅ…) ん……ん、ん。ぷはっ… え?待って、口の中お兄さんのが…ン(チュッ、ちゅくっ)… …うん。 おはよう、お兄さん。
https://w.atwiki.jp/swars/pages/101.html
890 名前:夏戦争×時駆少女[] 投稿日:2009/09/26(土) 09 57 40 ID P72zPJnE あの出来事からから7年後・・・・・ 「こんにちわー」 「あ、いらっしゃ~い」 玄関の万里子が、愛想よくいった 夏希と健二が玄関を通った 時は2019年7月30日 健二と夏希はある覚悟を決め上田に向かった・・ 「じゃあ、私は万里子おばさんにみんな集めてもらうようにするから」 「うん。じゃあ僕はその辺を回ってきますね」 健二にそういいい、夏希は万里子の部屋に向かった 1時間後 居間には陣内家総勢27名と健二が集まった 「それで、二人とも。話ってなんだい?」 万里子が言う 「あ・・あの」 健二か話を切り出した 「僕と、夏希さんとご両親と話し合って、その・・なっ、夏希さんとけっ、結婚させてもらうことにしました」 健二が顔を真っ赤にして言う 親戚一同から歓声が上がり、健二と夏希を冷やかし始める 「で、でも、万里子おばさん・・その・・ね」 「あぁ、そうだね」 親戚の歓声が止む 「陣内家の娘が嫁に行くときは、親戚全員の了解がいるんだ」 そしてまた万里子が言った 「夏希と健二さんの結婚に賛成の人は手を挙げてくれ」 バラバラと手があがるぜ委員が手を挙げてくれてるみたいだ 夏希と健二の顔が思わずほころびる しかし―――― 891 名前:夏戦争×時駆少女[] 投稿日:2009/09/26(土) 10 37 24 ID P72zPJnE 「ほら、おまえもさっさと挙げちまえよ」 太助が言った そこには、翔太の顔があった 「へっ、挙げてたまるかよ」 翔太が言った 「翔太さん・・・・」 健二が言った 「認めてはくれませんか・・・?」 「へっ・・」 沈黙が流れる―――――――― ポロっ・・・ どこからか、音が聞こえた 侘助が向かった 「シシシシシッ。ババアがこれで決めろだとさぁ」 しばらくして、帰ってきた侘助が言った そこには・・花札の箱があった 「仏間に行ってみたらよ、これが落っこちてたんだ」 翔太と健二の間に箱が置かれる 「ほラ、大おばあちゃんが決めたことだ」 渋々翔太が自分の手札を取った 「しょうがねぇな、だがルールは俺が決めさしてもらう」 翔太が言った 「先に上がった方が勝ちだ。お前が勝ったら認めてやるよ」 翔太が続けて言う 「もし俺が勝ったら・・・・・夏希の前に二度と現れるな」 親戚から非難の声が上がる 「それはいくらなんでも厳しすぎるだろ」「翔太、往生際が悪いぞ」「翔太にぃ、認めてやりなよ。なんかキモいよ」 「いいでしょう。やりましょう」 健二が大きな声で言う 「健二・・君?」 「多分大丈夫…だと思います」 そう、苦笑いをしつつ翔太の前に座る お互い札をさばき合い・・・ (よし・・・) 健二が三光にリーチをかけた しかし――― 翔太が松のカス札を、松に赤札にたたきつけた これで、翔太は赤タン赤タンのリーチとなった そして、健二の番になり健二は山のカス札を場におき 山札から一枚ひいた 「あっ・・・」 それは、桜に幕だった そのとき・・・翔太が笑ったような気がした そして翔太は得意顔で右端の札を取り場に出そうとした―――が 翔太はちらりと夏希を一瞥して・・・そして健二の顔を凄い形相でにらみつけ・・・ 右端の札を手札に戻し真ん中の桐のカス札場に置いた (やった・・・・) 健二は手札の桜のカス札を場の桜に幕に置いた 「三光です・・・」 健二の勝ちだった 周りの親せきが歓声を上げた 翔太は手札を場におき自分の寝室に踵を返していった 920 名前:夏戦争×時駆少女[] 投稿日:2009/09/28(月) 17 11 13 ID ulLLdX/T親戚はバラバラと居間から出て行った 健二はあまりの緊張に具合が悪くなったみたいで寝室に向かっていった 夏希は翔太の寝室に向かっていった いくら、花札で負けたとはいえ翔太に本当の意味で健二のことを認めて欲しかったのだ 翔太の寝室に着くと中から話声が聞こえた 「ま、残念だったな」 この声は太助だ 「・・・」 翔太は何も言わなかった 「・・・ホントはもう健二のこと、認めてんだろ?」 「あのまま札を出してたらお前の勝ちだったじゃないか」 夏希は、5分前ほどの翔太の行動を思い出す 「ヘッ、もっといい手があったんだよ。」 「お前は、ホントに正直じゃないな。認めてるなら最初から手をあげればいいのに」 「別に、あいつを認めたわけじゃねぇよ・・・・・」 「じゃあなんで・・?」 「夏希のためだ・・・あいつは本気で何か言いだすと聞かないからな・・・・もう、俺が何を言ってもあいつとくっつくだろうよ」 さらに、翔太が続けた 「はぁ~~、お俺もそろそろ結婚しねぇとなぁ…」 「ふっ、馬鹿だな・・・お前・・・」 「うるせぇ、馬鹿」 「ああん?親に向かってバカとはなんだ」 夏希のためとは言っていたが、翔太はもう、とっくに健二のことを認めてくれたみたいだ 夏希は、襖を思い切り開けた 「な、夏希!?いつからそこに・・!」 翔太が、顔を赤くして言う 「翔太兄ぃ、ありがとね」 それだけ言うと、夏希は縁側を走り出した 健二のもとに向かって―――――921 名前:夏戦争×時駆少女[] 投稿日:2009/09/28(月) 17 26 21 ID ulLLdX/Tさらに、18年後・・・・・ 「母さん?」 夏美が、遠慮がちにやってきた 「なに?」 料理をしていた夏希が言う 健二と夏希は親戚のあいさつを済ませた3日後、二人は入籍を済ませた 結婚式はそのまた3か月後に行った 実質、親戚の皆はお酒を飲み酔っ払い、いろんな意味で盛り上げてくれた 健二は健二で、ウエディングドレス姿の夏希を見て鼻血を吹き出し結婚式の予定が2時間もズラしてくれた それから、一年後健二たちは二人の子宝に恵まれた 何と双子で、男の子は夏希が命名して、健一となり女の子の方は健二が命名し夏美となった 二人は、すくすくと育ち17歳になっていた 驚いたことに健一は健二に、夏美は夏希に、異常なくらいにていた・・ 「あのさぁ、紹介したい人がいるんだけど・・・」 夏美が言う 「だれ?もしかして、彼氏?」 「あ、あったりぃ~!」 夏美が顔を真っ赤にして言う。 「そう、じゃあ今度の日曜に連れてきなさい」 「うん。じゃあ、お父さんにも行ってくるね」 そういって、わが子は居間へと向かった 若いっていいな~ そんなことを思いながら、料理の続きを始めた922 名前:夏戦争×時駆少女[] 投稿日:2009/09/28(月) 17 38 30 ID ulLLdX/T日曜日・・・・ そわそわと落ち着かない健二を尻目に夏希は家の掃除を始めた 「おそいなぁ・・・どうかしたのかな・・・?」 「あなたったら、落ち着きなさいよ」 「わかってるけど・・・」 ピンポーン 「あ、来たわね」 玄関へ向かう夏希 ドアを開けると、そこには夏美とおとなしそうで、かなり緊張した1人の少年がいた 「どうぞ、上がって~」 「は、はい、お邪魔します!」 つっかえながら、少年が言う そのしぐさが、昔の健二と似ていて思わずクスッっと笑う 「えっと、この人がそうなの?」 「うん。」 「は、はじめまして、夏美先輩とは高校の剣道部で・・・」 そこばで言いかけた少年を制止して・・ 「あたしの彼氏の、紺野俊介くん」 「・・・」 健二が黙りこむ 「ほら、なんか言いなさいよ」 夏希が健二に言う 「・・・・夏美を、ちゃんと幸せにできるのか?」 「し、幸せに?」 「覚悟は、あるかと聞いてるんだ」 夏希は、内心笑っていた これと、同じ風景を27年ほど前にも見たことがあるのだ 「は・・い・・・」 「本当に?」 「はいぃ、夏美さんを必ず幸せにして見せますぅ!」 二人とも!して俊介の顔を見て驚いたが 「夏美を頼むぞ」 健二が言って、居間から出て行った 924 名前:夏戦争×時駆少女[] 投稿日:2009/09/29(火) 16 42 31 ID Y1elPat4 またまた5年後上田にて・・・ 「おぉ~、この子かぁ…!」 理一がそう言った 「この子なんて言う名前にするの?」 直美が聞いた 「真琴・・・・」 夏希がポツリとつぶやいた 「えぇ、母さん?なんでわかったの?」 夏美が、驚いた顔をした。 「う~~~ん、女の勘ってやつかな?」 「えぇ~、何それ~」 陣内家で、笑い声が響いた 紺野真琴・・・・・その名前を聞くと、急に健二に会いたくなった 夏希は健二を探しに居間を出た ―完― 988 名前:夏戦争×時駆少女[] 投稿日:2009/10/05(月) 16 01 10 ID VIcWKjAG もう少しで、999になってしまうので 超ショートカットで書いてみた 「ふぁ、疲れた・・・」 健二が物理部の扉を開けた 「・・・・」 佐久間が二ヤつきながら紙切れを見ていた 「何見てんだよ。」 健二が佐久間の方に歩きながら言った 佐久間が黙って紙を渡した 見覚えのある表紙だった 「何だ、寺新か・・・」 寺新とは、久遠寺高校新聞部の、長澤姉妹による過激な新聞のことだ 実際PTAからは何度も苦情がきているが、生徒からの熱い要望で今に至る 「今月のトップニュースは・・・・」 健二が表紙をめくる、そこには・・・・・ 「なっ・・・・」 【久遠寺高校の七不思議破れる?篠原夏希に彼氏誕生か?】 という見出しで、夏希のまばゆい笑顔の横によく分からない似顔絵がある 記事を急いで読む健二・・ {今回の、我ら姉妹の調査によるとあの篠原夏希に彼氏ができたということだ われわれの最大限の誘導尋問もむなしく、本人からその名前を聞くことはできなかった ただ、断面的な情報は漏らしてくれた その情報とは①年下らしい②男③今年の夏から付き合い始めた の三つだ。しかも、一部の過激派の3年男子では彼氏狩りを始めたらしい 我々は今後も捜査を続ける}・・・・ 989 名前:夏戦争×時駆少女[] 投稿日:2009/10/05(月) 16 10 44 ID VIcWKjAG 「そんな・・・・」 その時、いきなり部室のドアが開いた 「な、夏希先輩!?」 ここまで走ってきたのか息を切らしている 「ゴメン」 急に頭を下げる夏希。 「生徒会のバーべーキュウーで、話しちゃった・・・」 「そ・・そんな・・・・・」 バーン 「篠原の彼氏はどこだぁ!」 そこには、教師への暴力で、謹慎中の極悪先輩がいた 健二と夏希をしばらく呆然と見ていたがすべてを理解したらしく・・・ 「篠原!地理の西山が呼んでたぞ、早く行け!」 「う、うん・・・」 このときばかりは、夏希の天然を恨む。 この状況はヤバいぞ・・かなり・・・ 「あ、先輩俺邪魔ですね。ちょっとトイレ行ってきます」 逃げるように去る佐久間 このとき、健二は心に誓った 生きて帰れたら彼との友情を見直そうと 先輩がやってきた、思わず後ずさる 健二の反応を見て確信した先輩は健二の髪をつかみ健二の顔面をPCにたたきつけた健二の人生オワタ\(^o^)/ 何か疲れたからおしまい
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/3800.html
【TOP】【←prev】【GAMEBOY ADVANCE】【next→】 LEGO STAR WARS タイトル LEGO STAR WARS レゴ スター・ウォーズ 機種 ゲームボーイアドバンス 型番 AGB-P-BLWJ ジャンル アクション 発売元 アイドス 発売日 2005-7-7 価格 5040円(税込) スターウォーズ 関連 Console Game FC STAR WARS (ナムコ) STAR WARS (ビクター) スター・ウォーズ 帝国の逆襲 SFC SUPER STAR WARS SUPER STAR WARS 帝国の逆襲 SUPER STAR WARS ジェダイの復讐 MCD STAR WARS REBEL ASSAULT 32X STAR WARS ARCADE 3DO STAR WARS REBEL ASSAULT N64 スター・ウォーズ 帝国の影 STAR WARS EPISODE I RACER スター・ウォーズ 出撃 ! ローグ中隊 GC STAR WARS ROGUE SQUADRON II STAR WARS THE CLONE WARS STAR WARS ROGUE SQUADRON III XBOX XBOX WORLD COLLECTION STAR WARS JEDI KNIGHT JEDI ACADEMY Wii LEGO STAR WARS THE COMPLETE SAGA STAR WARS THE FORCE UNLEASHED WiiU LEGO STAR WARS フォースの覚醒 Handheld Game GBA LEGO STAR WARS レゴ 関連 Console Game PS キッズステーション レゴのせかい Wii LEGO STAR WARS THE COMPLETE SAGA WiiU LEGO CITY UNDERCOVER LEGO ムービー ザ・ゲーム LEGO MARVEL スーパー・ヒーローズ ザ・ゲーム LEGO BATMAN 3 LEGO ジュラシック・ワールド LEGO MARVEL アベンジャーズ LEGO STAR WARS フォースの覚醒 Handheld Game GBA LEGO STAR WARS 駿河屋で購入 ゲームボーイアドバンス
https://w.atwiki.jp/swars/pages/26.html
感想等はこちらへどうぞ 作品IDの欄に「1-018」の様に入力してどの作品か分かるようにお願いします。 作品ID: 感想: